mzgrs【水ガラス】 ケイ砂とソーダ灰とを混合、加熱溶融した水あめ状の液。アルカリ性を示し無色透明。Na2Sio3。

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2/22 代官山Air 23:21
前後左右、上下さえも見えない。

闇ではなく光によって、見えない。

光渦巻くホールの中央で、重力のある宇宙を体験した。

そこには音楽と思しきひとつのビートがあるけれども、正しく刻もうとする心臓のリズムを乱す喧しい騒音となって、四方八方から私を貫く槍のようなビートなのだ。わたしは身を任せるのか抵抗するのか逡巡したあげくに、いま自分は白目を剥いているんじゃないかと思えるほどの一瞬の陶酔の後、無理に笑顔を作った。

その錯雑の中ではわざと自分から一旦僕または私を切り離して、触れ合うあなた若しくは君の存在を確認することで、自分を知る。元に戻す。そのゆらゆらとした浮遊・循環を心で嘗め転がす。

色々の情景を取り込んだ1秒間或いは1時間、わたしは隣を自由に泳ぐ、そう“泳ぐ”彼の背中を、まるで白い魚の様に感じていた。その魚に触れた一瞬或いは永遠の時間、漣の様に打ち寄せる彼そして彼の意思は、それまでとは一転して心地よいサウンドとしてわたしをくるめ込んだ。光の渦潮の中で、わたしも同様に魚になることを強く望んだ。彼は飛んだ。わたしも飛んだ。

だっ。だっ。だっ。だっ。

全て過去形ばかりになっていくのだ。
円盤が一つスクラッチを刻むたびに、錐で打ち込むような時間のリズムは過去に流れる。

夕暮れ時、遠い雲を眺める茜色の横顔。
蝋燭の燈す薄明かりの中、煌く街を見下ろす横顔。
抜けるような青い空の下で無邪気に笑う横顔。
窓に朝焼けを映す電車で肩にもたれ、うたた寝する横顔。

その全ては横顔であり、向き合うことなく、全ては過去形になっていく。

弾き飛ばすような爆音の中で縦横無尽に泳ぐ彼は、触れるほどに遠く、わたしのはるか向こうへ行く気がする。だから尚のこと一層、強く望んでしまうのだった。

だった。

それさえも過去形に。



JUGEMテーマ:日記・一般


| 日記 | comments(0) | trackbacks(58) | posted by 奈々
くるり 21:20
じゅびりー 喜びとはぁ、

誰かが去るかなしみをー

胸に抱きながらあふれた

ひとつぶの雫なんだろ

何で僕は 戻らないんだろう?

人はそれぞれのライフ

新しい場所探して

でも キミとは 離ればなれーーー

陽が暮れて 見えなくなっても

手を振って 夜になってもー



くるりのこの曲は偶然ダウンロードして聴いた曲で、初めて彼の声をちゃんと聴いた曲。

くるりはゆるいバンドってイメージしかなかったんだけど、それがすごくいい感じにゆるい。和音をわざと少し外したり、何重にも声を重ねたり、平衡感覚がつかめずにぐるぐると目が廻るみたいな音色で、一瞬で気にいった。

声質がだるそうで眠そうで、鼻にかかってて、モッさい男の人なのになんか優しい。
こういう雰囲気の恋人がいたら頼りないけどゆったりできそう。清潔感があまりなさそうなのに癒し系。
| 写真 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 奈々
未知との遭遇 09:17
我慢できずにこっちに日記書きます。

というかじっくり言葉を吟味して編集していたらこんな時間が経ってしまいました。

では始めます。



ほんと久しぶりに寒気がする程呆れて憤慨する合コンに土曜日参加してきました。

私が世間知らなすぎなだけなのかなぁ。男女ってみんなあれが普通なの?いやでも会社に入ってから(ていうか大学入ってからw)あんな下品丸出しな飲み会に参加したことがない。そりゃ高校生ならわかるけど。23にもなって盛りのついた犬みたいなあのテンション一体何なの?

とりあえず何から突っ込めばいいんだか分からないんだが、あれは合コンではないことだけは分かる。


総合獲得語彙数が5つしかない方(「パネェ」「いいから飲めよ」「ゴリゴリ飲めよ」「めんどくせえな飲めよ」…あ、ごめん4つだった)や、ご職業が限りなくフリーダムな方、田舎の専門出の理学療法師なだけで天才だの玉の輿だのと崇められている方と、バリエーションには事欠かない面々でした。

気になるロケーションは、幹事の自宅兼選挙事務所のプレハブ。「必勝」と書かれたポスターや達磨たちが見守る中、ある種の宗教的軟禁を受けて開始されたこの合コン(何度も言うが合コンではない)。

何故そんな場所でやることを了承したかというと、それは不可抗力としか言いようがない。私はこの現場に拉致される30分前まで、普通のお店の普通のメンバーで普通の合コンが開始されるものだと信じていた。突如「公共交通機関から隔離された幹事の自宅で、幹事の地元の親友たち(しかもそのうちの一番マトモな奴と幹事は既にデキつつある)が来て、極めつけにオールナイトである」と死刑宣告を言い渡されるまで、私はこれまで体験してきた一般的な合コンのスタイルを思い描いていた。

ほんとうにおめでたい女である。


自己紹介もそこそこに、度重なる一気コールからはじまり、王様ゲームと称した罰ゲーム一気、セーフになっても空気読めと強制一気。こいつらはどれだけ一気以外に能がないのだ。

友達の手前仕方なく言われた通り空気を読んで笑っていた私だが、意識だけは保とうとお酒は地味に控えていると、何を思ったかこの下衆野郎…じゃなくて知能の少し遅れた殿方は、私に向かってこう発言した。






「飲めよお前!お高くとまってんじゃねーよ」











えーと








は い ?^^








今何ておほざきになったのこのド畜生は?







こんな糞田舎のプレハブで社会の底辺の馬鹿どもと不味い酒に付き合って会話してやってるだけでも十分屈辱に値す…あ、何でもない。皆さん楽しそうだから何の取り柄もない私だけどこの空気を少しでも盛り上げようとして健気に必死に笑顔を絶やさないでいたのに、一体この私のどこをご覧になってお高くとまってるとお思いになったのかしらあの腐れ外道…じゃない、殿方たちは。


終いには目の前に酒乱の男女が入り乱れていて、多少酒に毒されていた私までもが気付かぬ間に発情しかけた犬畜生に後ろから周り込まれて抱きつかれており(我に帰って張り飛ばしたが)、ああもうこいつら終わってる、日本の下層にはこういう人種がまだ絶滅せずに生き残っていたのか、私はなんて貴重な場に居合わせているのだ、もうこのまま帰りたい、机ひっくり返して胸のうちを全て吐露して、全員の頭に氷水ぶっかけてついでにこの家の家族叩き起こして「テメエらは自宅で娘がこんな恥晒しな言動に及び友人に無礼な扱いを施し、どこの家畜とも分からない野郎どもを泥酔させて放置していてそれで良く家長を選挙に出馬させたな。日本の政治はお終いです。泣いて頼まれても一票は投じません」とでも言って暗く明かりもない田舎道へ飛び出して、道端でレイプされたほうがまだましだ、なんて思いながらすがすがしい気分で帰路につきたい、なんてことをトイレで悶々と考えていたら朝が来ました。


ほんとうに良かったです。
「明けない夜はない」ということばがこんなにも美しく感じたのは初めてです。



携帯アドレスをしつこく聞かれましたが、どのように対応したかは今更言うまでもありません。

また遊んでやって、と幹事に言われましたが、社交辞礼の社の字も思い浮かべられない程憔悴していた私が何と返答したかなんて書くだけ時間の無駄です。


帰りの電車で私は思いました。

この状況、なんてみっともないんだ。

自分のみっともなさに、思わず吹き出しそうになるのを堪えつつ、始発の電車は正しい日常の世界へと、迷わずまっすぐに私を運んでいきました。
| 写真 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by 奈々
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